愛されすぎて・・・
えぇ!?
私が持っていた線香花火の先にライターで火をつけられた。
・・・強制的に始められたし。
「も〜う・・・」
「いいじゃん?楽しいだろ?」
真司だけだよ、残念だけど、楽しんでるのは・・・
なんとも言えないなぁ・・・
真司の言うこと聞くのは・・・嫌だからなんとかもってよ?
落ちるなーって心の中でずっと叫び続けた。
「よっしゃー!!」
隣から大きな声で喜び出す。
すごい耳障りなんですけど・・・
私の心の中の叫びは線香花火に届くはずもなく、負けた。
「ん〜何にしよっかな〜??」
ウキウキしたような顔で考え出す。
・・・嫌な予感しかしないんだけど。