愛されすぎて・・・
会議中、私は話を聞かずに、ずーっと窓の外を眺めていた。
そうしている間に会議が終わって、みんなが会議室の外へ出て帰って行った。
「やっと終わったね?」
「ああ」
・・・まだ怒ってるのかな?
いや、怒ってるのかすらわからない。
全く読めないなぁ、心が。
「じゃーね?また明日」
急いで教室に戻ろうとしたんだけど、いきなりガシッと腕を掴まれて、阻止された。
・・・なんで??
「結菜ちゃんは・・・真司が好きなの?」
あ・・・ちゃん付けに戻ってる。
まぁいいや。
「わからない。でも、不意にドキッてすることが増えたの・・・今日はすごく甘えて来て、そういうのはじめてで「もういいよ」
「どうしたいいかわからなかったの」って言おうとした時に途中で被せて、涼真が私にキツく言い放った。
あまりにものキツさに泣きそうになる。
「ごめん。言いすぎた。あまりにも真司のこと楽しそうに話すから・・・ごめん」
「・・・ううん。いいの」
「じゃ、また明日な」
「うん」
手をヒラヒラと振って涼真を見送ったあと、急いで教室まで向かった。