舞桜
いい加減、かあいそうね。
人ならぬ者を、生み出したか。
所詮、咲いた徒花であったか。

その赤子は、姫だった。
それについては、後に、語ることとなるだろう、きっと。


ふぅ。
私は、疲れたわ。
呪い、祟り、皆不幸になったわね。

さあ。
今こそ、別れめ。

そろそろ逝こうか。
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