突然降ってきたキセキ~今日から私がイケメンアイドル!?~
ありがとう、Baby-X。


そして安藤さん...


私は心から感謝した。嬉し泣きしている私を見て3人がギョッとしている。


「おいおい、男のカッコして泣くのやめろ。気持ち悪い」


「...だ、だって~...」


「はぁ...もういいから、行くぞ。ほら」


翔くんに背中を押され、みんなで泊まる部屋まで行く。私は唯一女子だから隣の部屋だ。


「あ~あ、翔が『寂しい~』って夜泣きしちゃうかもな~」


陽希くんがニヤニヤしながら言う。翔くんはそれを即行で否定した。


「誰が言うか。離れてる方が気楽だっつーの」


相変わらず、普段の翔くんはツンツンしている。100%中80%くらいは「ツン」で出来ているんだろうな。


「なつめくん、1人で良かったよ。俺だからこの2人を世話出来るんだよ」


大和くんは相当大変なんだろうな。
< 103 / 130 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop