突然降ってきたキセキ~今日から私がイケメンアイドル!?~
今のはさすがに聞き捨てならない。


私は久しぶりの海を堪能するつもりで来たというのに。


こんな言い方ってあまりにも酷い。


「もう、翔くんの事なんて知りません!」


私は泣いてその場を走り去った。


~15分後~


「なつめくん」


砂浜でボーッとしていると、しばらくしてから大和くんの声がした。チラッと声のする方を見ると心配そうに私の様子を窺う大和くんが傍に立っている。


「...すみません、空気悪くしちゃって」


「いや、そんな事ないよ。あいつのせいでしょ?仕方ないって」


彼は私の隣に座ると、ポンポンと優しく頭を撫でてくれる。ささくれた心が少しだけ癒された。


「前の事があったから、もっと2人が仲良くなれるかと思ったんだけど...計算違いだったかな」


大和くんが不思議な事を言う。
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