春恋



彼女の声が頭で繰り返し繰り返し流れる。

するとだんだん眠くなってきて、ゆっくり目をつむった。



「ん・・・・・」


突然のバイブ音に目を覚ます。

ピントの合わない目線で携帯をつかみ、時刻を見ると「2:46」

さらに桜からの着信の通知。



そのまま眠ろうかと考えているともう一度電話がかかってきたので、俺は電話に出た。


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