不合理なオフィスラブ 〜嫌いな同期との攻防戦〜

「はぁ!?いまさら、なに言ってるの!?」



「拒否権はないって言ったよね?」と低い声で言われ、握られた手に痛みがはしる。



「いま帰ればあの企画、断ってもいいんだよ?」


「……ッ……」



こんなときにまで思い出したくなかったけど、
この企画に毎日夜遅くまで頑張っていたヤツの後ろ姿を目の当たりにしてきたから――。


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