不合理なオフィスラブ 〜嫌いな同期との攻防戦〜
気持ちの整理をしようと自然と足が赴いたのは、さっき教室から藤宮を見つけた緑が生い茂る中庭。
なにを期待してるんだ俺は……。
平然を装って、キョロキョロとあいつを捜すあたりストーカーかよっ!!
「あっ」
目の前から、胸中の彼女が歩いてきた。
体温上昇に伴い、この季節に手汗と制服の下が蒸れるのを感じた。
素肌にTシャツが張り付くほど、背中まで汗を掻いていた。