Am I What Colors?ー元姫の復讐ー〈リメイク版〉
「ありがと、蓮央。
私が言えなかったことを言ってくれて、感謝してる」
「...おう」
自分でも、蓮央に甘えすぎかなって思う。
だけど...面と向かうと、どうしても言葉が出なくなる。
もっと強くなって、自分に自信が持てたら。
そのときは、私もちゃんと言うよ。
「...蓮央、さっきから言いたかったことがあるんだけど」
「何?」
「ジェットコースター乗りたい」
「......お子様だな、やっぱ」
「待たせたのはどこの誰ですかー?
ていうか結局、何の話だったの?」
「あー。パレードにゲスト出演しないかってしつこく誘われたけど、断った」
「え、断ったの?
すればよかったのに。もったいない...」
「何でだよ。
お前と居る時間削ってまで出たくねぇ」
...まぁ、時間はロスしたけどね。
翠斗たちにも会ったし...。
でも、今からでも楽しめるはず!
ジェットコースター乗らないと、来た意味がない!!
呆れ顔の蓮央を引っ張り、私は園内の絶叫マシーンを制覇しに向かった。

