Am I What Colors?ー元姫の復讐ー〈リメイク版〉
「──...だから私は、奈緒の自作自演で濡れ衣を着せられて追い出された。
その日から、裏切り者扱いされてるの」
暗い雰囲気の中、一気にまくしたてるように言った。
誰にも言えなかった真実を。
伝えることすら諦めていた真実を。
彼らに...言ってしまった。
本当に良かったのかという不安と、すこしの安堵感が胸の中をぐるぐるしてる。
捨てたと思っていた私の心が。
...また、動き始めてる。
それも怖くて、私の口は勝手に言葉を紡いだ。
「まぁ、信じるか信じないかはアンタら次第だけどね。
別に、ここで真実を訴える気なんかないし」
「...やめろ」
「やめないよ。私、分かってるから。
上手く作り上げられたウソは、真実なんて簡単に飲み込んじゃうことくらい...分かってるからさ?」
「やめろっつってんだろ!!」
蓮央が叫んだ。
私も、ほかの4人もびっくりして、ただ彼を見つめた。
...なんで、怒ってんの?