Am I What Colors?ー元姫の復讐ー〈リメイク版〉
...うげっ。
誰かと思えば、昨日のうるさい銀髪じゃん。
「はいはーい!!我が名は若木諒真っ!!
ななな、なーんとっ!!この俺はここの幹部なんだなぁー!!
諒真サンって呼んでくれて構わねぇから!!
ハッハッハー!!」
「...次どうぞ」
「ちょっ、無視すんなよ!!悲しい!!」
「諒真さん、違うよ〜。無視されてるんじゃなくて、ドン引きされてるんだよ?」
「あぁ、なるほどな!!さすが真浩!!
...って、もっと悲しいじゃねーか!!」
「今すぐ黙るか、右ストレート叩き込まれるか、どっちか選んで?」
「...黙ります」
諒真...さんが黙ると、緑色の髪の真浩が私に向かって笑顔を浮かべた。
あれ?
昨日はめちゃくちゃ敵対視されてたのに。
女嫌い設定が消えた?
「僕は榊(サカキ)真浩、17歳。
女がとぉぉぉぉぉぉぉっっっても大ッ嫌いなんだけど、咲誇ちゃんは仲間だから、普通に接してくれて大丈夫だよ!」
「は、はぁ...」
「で、そこで寝てるのが栗原歩。僕とは中学からの大親友で、中3から一緒に幹部やってま〜す」
「そうなんだ...」
「うん!
あ、そういえば、いつもの歩はただのゲーヲタなんだけど、たまにツンデレになるから気をつけてねっ!!」
「はい?」
「...おい真浩、勝手な設定を刷り込むな」
真浩の隣で寝ていた歩が不機嫌そうに目を開けた。
お、怒ってる...。
まぁツンデレだのゲーヲタだの言われたらたしかにイラつくよね。
歩はバカにされるの嫌いそうだし、尚更。