Am I What Colors?ー元姫の復讐ー〈リメイク版〉
「なんだぁ〜、歩、起きてたの?」
「俺がヘッドホン付けながら目閉じてる時は寝てないって何度言えば分かんだよ」
「でもいつもその格好で寝てるじゃん。起きてるか寝てるかなんてわかんないよ」
「付き合い長いんだからそろそろ察しろ」
「無理〜。それに長いって言ってもまだ2年しか経ってないよ?」
「俺の中で一番長いのがお前だ」
真浩が相手だと、歩もよく喋るんだね。
本当に仲が良さそう。
真浩もさっき『親友』って言ってたし...。
正反対の2人がどういう経緯で知り合ってどういう風に仲良くなったかは分からないけど、互いを信頼し合ってることは分かった。
そして残すところあと一人。
「次は俺か。名前は南蓮央。昨日も言ったけど、年は18。ここの総長」
「...アンタのは知ってる情報だけだったね」
「うるせーな。
本当はあと一人仲間が残ってるけど、アイツはいつ来るか...」
「レイラって人?」
「あぁ。
朝に連絡して、来いって言ったんだけど...」
と、蓮央がそこまで言ったときだった。
バンッ!!
...と大きな音を立ててドアが開き。
「蓮央〜!!来たよー!!」
金髪の女の人が走ってきた。