Am I What Colors?ー元姫の復讐ー〈リメイク版〉
「...じゃあ、そろそろ始めるか」
そう言って突然立ち上がった蓮央。
それを皮切りに、他のみんなも立ち上がる。
座っているのは私だけ。
...え、何?
「来い、咲誇。お前に紹介したい奴らがいる」
「え...」
「ここの姫になったんだから、アイツらにも挨拶しないとな」
それは、つまり...?
尋ねる間もなく、手を掴まれて部屋の外に連れていかれた。
手すりの下には、たくさんの人がいる。
色んな髪色の人たちが騒いでいて、音楽も流れたりして、お祭り騒ぎ。
この人だかりは一体...?
圭太がどこからかメガホン式スピーカーを持ってきて、蓮央に渡す。
身の危険を感じた私は、慌てて耳を塞いだ。
『お前らぁ、静かにしろー!!』
キーン...と、声が反射して。
その場が静まり返った。
これ間近で聞いちゃいけないやつじゃん...。
めちゃくちゃ耳が痛いんだけど。
『真昼間から集まってもらって悪いな。
実は、【睡蓮】に新しい仲間が加わった』
みんながどよめく。
仲間...かぁ。
ちゃんと1ヶ月限定って言わなきゃダメじゃん...。