君がどんなに振り向かなくても好きだよ
智世side


午後3時



《ありがとうございます。なんとか間に合ったね。今回はいつもより遅かったからちょっと不安だったんだけど》



「すみません…」



《あははは、いいんだよ。もう済んだことだし、じゃあ僕は用事があるんで切りますね》


昨日かかって来たばかりだけど、相変わらず川瀬さんの声は落ち着く


「はい」


そんな川瀬さんに嫌われないようにいつも汚い性格を隠して話す私



本当の自分を見てもらっても川瀬さんは嫌うと思うから



《それとちゃんとご飯食べてくださいね。智世ちゃんいつも食べないからちょっと心配してるんだよ僕は》



「ありがとうございます。そう言ってくれて嬉しいです」



《あははは大げさだなぁ。じゃあ僕は本当に失礼するね。バイバイ》



「あ、はい。」



ツ─︎─︎─︎─︎ツ─︎─︎─︎─︎…



「ふぅ〜」


やっと原稿を描き終えた〜



今日は何しようかな



久しぶりに買い物でも行ってみるのもいいかもしれない



それに川瀬さんにもご飯食べなさいって言われたし




あ…、そういえば三国のご飯作るの忘れてた









今日の晩御飯何にしようかな



美味しいって言ってもらえたらいいんだけど



って、まだ早いか



先にスーパー寄らないと、晩ご飯作れないし




まぁ、一応歓迎はしておかないとね



何はともあれ、私の家に一人増えたんだから



16:30までには帰って来ればいいし
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