詩集 風の見たもの
【薫風】
若葉緑に燃える頃、瑞気を運ぶ薫風に、
夏の到来気づく人、喜色にじませ空仰ぐ。
薫風もまた無関心。馴染みの緑樹、草花と、
挨拶交わせば後はただ、家に戻って休むのみ。
若葉緑に燃える頃、瑞気を運ぶ薫風に、
夏の到来気づく人、喜色にじませ空仰ぐ。
薫風もまた無関心。馴染みの緑樹、草花と、
挨拶交わせば後はただ、家に戻って休むのみ。