偽装結婚はおさない恋の復活⁉︎

「この婚姻届の『証人』には、別の人らになってもらう。オカンにはそんなことはさせへん」

そう言って、智史は笑った。
しかし、その笑みは背筋が凍るほど冷たいものであった。

「連休終わりに、稍を連れて神戸に帰ってくるわ」

勘の良い彼の母親は、ハッとした顔になった。

「智史……あんた……もしかして……」

登茂子にとっては、今日一番の「爆弾」だったかもしれない。

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