偽装結婚はおさない恋の復活⁉︎
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上機嫌で稍はタワーマンションのエントランスを通っていく。手続きをしたから、稍の「指紋」で出入り自由だ。

「青山さま、お帰りなさいませ」

王子さまのようなコンシェルジュがにっこりと挨拶してくれる。今夜は彼の当番だったんだ。ツイている。

稍もにっこりと笑顔を返して、奥の高層階用のエレベーターを目指す。


あれから、麻琴がボトルキープしているボウモアをもらって呑んだ。麻琴も、もちろん呑んだ。

いつの間にか、前回入れたばかりだというボトルが空いていた。

一時間だけ、という約束もラララ星の彼方へ飛んで行った。

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