君はいないのに今日も空は綺麗で、僕は泣いてしまった。
「簡潔に言うと、那知様は雪白逢様の代わりにこの世界から居なくなります」
「…は?」
どういう、ことだ。
「時が戻っていることはもうお気付きでしょう?」
「あなたは逢様が亡くなられた際、“何でもくれてやるからあの子に逢いたい”と願ったことは覚えていらっしゃいますか?」
「…あぁ、はっきり覚えてる」
会いたかった、逢に、もう一度だけでも逢いたかった。
「その代償があなたの命、ということになります」