誠の華−ユウガオ−




「………………………………。歳さ〜ん、いつからそんなとこにいたんですか〜!ささ、こちらにお酒もありますので良かったら召し上がってくださいな!」


「こいつ、無かったことにしたぞ」


余計なことを言う左之さんをキッと睨み付ける。


するとそっぽを向いて口笛を吹き出したので、切り替えて笑顔を浮かべると歳さんに向き直る。


「ったく、ガキの頃からその口は何も変わりやしねえな」


「ふんぎゃっっっっっっ!!!!」


バチンッと人間とは思えない威力でおでこを弾かれたので蹲ると私の手から離れたお酒を一滴も溢さずに新八さんが捕獲した。


< 122 / 219 >

この作品をシェア

pagetop