婚約破棄するつもりでしたが、御曹司と甘い新婚生活が始まりました
目は赤くなってないし、腫れてもいない。
これなら、泣いてたなんて彼に気づかれない。
歯磨きを済ませ、寝室に戻ってクローゼットを開けた。
見覚えのない新品の服が並んでる。どれも高級ブランドだ。
引き出しには下着が入っていて、ほとんどが新品でブランドもの。
しかも、どれも私好み。
家具だけじゃなくて、服まで手配したなんて……。
うちの母親も手伝ったんだろうけど、いつから準備したんだろう。
全然気づかなかった。
多分、玲人君はうちや彼の両親にゴリ押しされたんじゃないかな。
下着を身につけて、一番左にあった春らしいピンクのスーツを着て寝室を出る。
玲人君の姿を探してリビングに行くと、その隣にあるダイニングのテーブルに彼が皿を並べていた。
「ちょうど良かった。瑠璃、朝食出来たよ」
私に気づいた玲人君が声をかける。
「あっ……うん」
これなら、泣いてたなんて彼に気づかれない。
歯磨きを済ませ、寝室に戻ってクローゼットを開けた。
見覚えのない新品の服が並んでる。どれも高級ブランドだ。
引き出しには下着が入っていて、ほとんどが新品でブランドもの。
しかも、どれも私好み。
家具だけじゃなくて、服まで手配したなんて……。
うちの母親も手伝ったんだろうけど、いつから準備したんだろう。
全然気づかなかった。
多分、玲人君はうちや彼の両親にゴリ押しされたんじゃないかな。
下着を身につけて、一番左にあった春らしいピンクのスーツを着て寝室を出る。
玲人君の姿を探してリビングに行くと、その隣にあるダイニングのテーブルに彼が皿を並べていた。
「ちょうど良かった。瑠璃、朝食出来たよ」
私に気づいた玲人君が声をかける。
「あっ……うん」