女の賞味期限
何となく冷蔵庫の前に座って、ドアを開けるけれど、こんな時に限って、食べる物は何もない。

「……何か、買いに行くか。」

立ち上がって、私は財布を取り出し、家の外に出た。

近くのコンビニまで、5分。

何も考えずに歩いていたら、向こうに見える、レンタルショップの看板が見えた。

そう言えば、観たいDVDがあったっけ。

待ってよ。

あそこまで行くとなると、10分はかかるぞ。

私は何か、食べる物を買いに来ただけじゃない。

うーん。

逆にこの時間に何か食べたら、太るかな。

でも、お腹減ってるし。

それともDVD観て、空腹を紛らわすとか?


しばらく考えた後、私はレンタルショップまで歩き始めた。

だって、私は自由だ。

誰も、束縛するような人はいない。

夜中に出歩くなと言う人も。

何も夜中に、そこまで行く必要ないだろうと言う人も。

そうだ。

両方手に入れればいいんだ。




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