君は嘘つきだ。
でも、そんなことしなさそうだしな。

サッカー部はいい印象ないけど、
竜也はそんなことする人じゃなさそう。

話しててなんとなくそう思った。

《普通に話したかったんだー!》


《そうなの笑》


《だって、俺あったことなかったもん!》


嬉しそうなのが、文面でもわかる。


素直だなこの人。


なんか、今更会うなんていいのかな。


そう思ってると、

ピンポーン

と、インターホンが鳴った。

急いで下に降りると、満面の笑みの今彼がいた。

「よっ!!」

「本当にきたんだ」


「仕方ないからきてやったの」


そう言って、優しく包むかのように抱きしめてきた。


そんな彼を見ると安心する。



< 12 / 15 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop