小悪魔な彼


チャイムが鳴ると同時。


私は由紀恵から紙を受けとると保健室まで小走りした。


次昼休みだし…この時間に行きそうだよね?


―ガラガラガラガラ…


「へっ?」


私がまだ開けてないのに保健室のドアが勝手に開いた。


中からは…


「小森くん!」


「あ…可憐さん。」


ちょうど保健室から出ようとした小森くんがいた。



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