雨の日に傘をさして、きみにアイにくる。
「他に聞きたいことは?」
きっと、もう美雨には時間がない。
全てを思い出したってことは、そういうこと。
「あ、うんとね。
なんで雨男くんになる必要があった、の?」
「この世界には、ルールがあるらしくてな。」
「ルール?」
「ああ。期間内に記憶が戻ったら、生きるってことらしい。
でも、そのまま期間内に記憶が戻らなかったら、死ぬ。
それで生死を決めてるらしい」
だから
「事故があった日って、雨だったろ?
できるだけ、雨の日に美雨に会えば、記憶が戻ることもなくなるかなって....」