この暴君、恋すると手に負えません
「分からないか?なら"体"で教えてやってもいいが?」
すると暴君は急に立ち上がり、私が座っている回転式の椅子を自分の方へ向ける。
私の足の間に片膝を入れ顎をぐいと持ち上げ、あの人を魅了する妖艶な瞳で私を見つめた。
「......こ、こんな事してたら光希さん帰ってきますよ?」
「関係ない」
ーーやはりこの暴君の暴走は止められない。
そして私の口を塞ぐように暴君の唇が覆いかぶさる。こうなってはもう暴君にされるがままになってしまう。
何度も角度を変えて次第に深い口づけへと変わっていき、私もその甘い口付けの虜になっていた時だった。