この暴君、恋すると手に負えません


そして私はこの時、震える拳を握り締めながら誓った。


「……上等よ、皇帝め。あなたのシナリオ通りになんて絶対させないんだから」


私が何の為に意を決して解約したと思ってるのよ。私がいなくなってもそうやって他の人を駒のように操るなんて、人として絶対許せない。


怒りに震えた私は背後から近づく足音に気づかなかった。この時、私の背後から救世主が静かに歩み寄っていたのだ。


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