この暴君、恋すると手に負えません
甘い口づけの後に帝さんは解放された扉を真っ直ぐに見据えた。私もその視線の先に目を追いやる。
すると其処にはカメラを片手に小さく手を振る瑛斗の姿があったのだ。
「え、瑛斗!?何でここに!?って何してるの!?」
私は咄嗟に慌てて帝さんから離れた。
そして帝さんはそのカメラに向かってこう言い放ったのだ。
「皆様、ご覧頂けましたでしょうか?私、朱鳳帝と美作虹美の愛の誓いを」
「え、えー!?」
--ま、まさかこの男……!?