この暴君、恋すると手に負えません



「......まさかお前なんかに投げ飛ばされるとはな、私とした事が油断した」

「き、桐生さん......?」


朱鳳財閥の有能執事、桐生さんだったのだ。


桐生さんはゆっくりと体を起こしながら後頭部をさすっていた。私はその様子をただ驚きが隠せない顔で見つめていた。


ーーXの正体は桐生さんだったの?



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