太陽と花
「わ、すみません。」
私は人とぶつかってしまった
「凛梨…!」
すると聞いたことある声が私の名前を呼んだ
「陽山、くん…」
「ちょっと待って凛梨ちゃん!」
すると先生が出てきた
「あ、和輝」
「おじさん…」
ん?
和輝?
おじさん?
えぇぇぇ
でもこれは知られる訳にはいかない
「なんでこんなとこいんだよ。まさか…」
「な、なわけないじゃん。今度ね、妹ができるの。今日はお母さんが体調悪いから代わりに来たんだ。ね、先生?じゃあよろしくお願いします。」
私はそう言って病院から出た
先生なら大丈夫
勝手に言ったりしない
このこと美月さんにもまだ言ってないんだもん
大丈夫だよね