【完】そして、それが恋だと知った日。
羨ましい、とは思わないけど。
ちょっとだけいいなとは思ったりする。


自分の事好きって言ってくれる人がいるなんて。
奇跡みたい。
毎日楽しいんだろうなあ。


でもこれですみれとの時間減っちゃうのかな。
やっぱり彼氏優先とかになっちゃうのかな。
そう思うとやっぱり寂しくて。
少しだけ、付き合えたことを祝福したくなくなった。


その後理香子との個人メールで。
応援してあげようね、って送られてきていて。
寂しいけど、よかったなって素直に思えた。


文化祭、理香子とふたりでどこ行こうかなあ。
早くパンフレット配られないかな。


もし理香子の彼氏が同じ中学の人だったら。
私ひとりで回ることになってたのかな。
……理香子の彼氏高校生でよかった。
春中祭が他校生禁止の平日開催でよかった。


文化祭ぼっちとかシャレにならないし。
そんな恥ずかしい事絶対できないし。
本当に良かった……。


その時、ぴこんっとメールが来た。
理香子かな?
開いて見てみると、伊澄くんからだった。


あれからやりとりしてなかったのに。
なんだろう。
少し緊張しながら開くと。



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