私の彼氏は小さい先輩
「香〜!一週間も休んでたから心配してたんだよ?!」

「ありがとね、凛ちゃん」

香をぎゅうっと抱きしめて離さない親友、波賀 凛に、香は苦笑する。

「もう平気?大丈夫?」

「うん、ごめんね心配させて」

凛のふわふわした長い髪が頬をくすぐり、香は思わず目を閉じた。



そしてふと朝のことを思い出す。

「…お礼言いに行かなきゃ…」

「え?」

「ううん、こっちの話」

凛から離れた香は小さくそう呟いた。

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