私の彼氏は小さい先輩
「うう…がんばろう…」

三年の階に来た香はゆっくり深呼吸をして、廊下を歩きだした。

一つ一つ教室を確認しながら進んでいく。

しかし、朝助けてくれたあの男の子の姿はない。

「ほんとに三年なのかな…」

少し不安になり、立ち止まったその時だ。







「あれ、お前…」




「え?」

…いた
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