永遠の愛を(番外編も完結)
今夜は眠れそうになかった。
窓を叩く雨の音にずっと眠りを妨げられていた。
今、何時だろう…
枕元に手を伸ばしたのに、その手は何も掴めなかった。
あれ…?と思い、起き上がり枕を持ち上げて見てみたけど、何処にもスマホが見当たらない。
最後に何処に置いたのか記憶を辿りながら部屋を出てリビングに向かう。
誰もいない1階の廊下は真っ暗で、雨音だけが響いていた。
それに遠くに去ったはずの雷の音も。
リビングに入ってすぐ横にある壁のスイッチを押し部屋に明かりが灯ると、急激な眩しさで目を細めた。
早くスマホを見つけて部屋に戻ろう。
そう思い足を一歩踏み出した時、すぐ近くに雷が落ちたのでは…と思うほどの大きな雷鳴が鳴り響き、点けたばかりの明かりが一瞬で消えた。
「キャッー!」
あまりに驚いた私は、腰を抜かしその場に座り込んでしまった。
窓を叩く雨の音にずっと眠りを妨げられていた。
今、何時だろう…
枕元に手を伸ばしたのに、その手は何も掴めなかった。
あれ…?と思い、起き上がり枕を持ち上げて見てみたけど、何処にもスマホが見当たらない。
最後に何処に置いたのか記憶を辿りながら部屋を出てリビングに向かう。
誰もいない1階の廊下は真っ暗で、雨音だけが響いていた。
それに遠くに去ったはずの雷の音も。
リビングに入ってすぐ横にある壁のスイッチを押し部屋に明かりが灯ると、急激な眩しさで目を細めた。
早くスマホを見つけて部屋に戻ろう。
そう思い足を一歩踏み出した時、すぐ近くに雷が落ちたのでは…と思うほどの大きな雷鳴が鳴り響き、点けたばかりの明かりが一瞬で消えた。
「キャッー!」
あまりに驚いた私は、腰を抜かしその場に座り込んでしまった。