永遠の愛を(番外編も完結)
ドアを開けると、思っていた以上に人がいた。

ざっと見た感じ10人はいる。男子と女子半々くらいだろうか。

「あ!美麻。こっちこっち。」

入り口から少し離れたところに座っていた唯ちゃんが、入ってきた私に気づいて私を呼ぶと、ちょうど歌っていた男子がこっちを振りかえる。

それにつられるように他の人達も私に視線を向けた。

みんなの視線を一身に浴びながら部屋に入り、目が合ったクラスメイトと久しぶりの挨拶を交わす。

唯ちゃんが隣の席を確保してくれていた。

「ごめんね。遅くなって…」

「ううん、大丈夫。来てくれただけでも嬉しい。おばあちゃんは大丈夫だった?」

「うん。今日はリハビリの後、友達と会うからゆっくりして来ていいって。」

「そうなの?じゃあ今日は時間を気にせずにゆっくりできるね。」

唯ちゃんは、顔をパッと輝かせてそう言ってくれた。

さっき、先輩に会ったことは言えなかった。
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