永遠の愛を(番外編も完結)
私が挨拶を返したのが意外だったのか、今度は先輩の方がほんの少しだけ驚いているように見えた。

向かう先が反対方向の先輩と私たちがすれ違うその時、

「おはよう」

明るい声がすぐ後ろから聞こえ、それと同時に誰かの手が頭上に置かれた。

振り向くと、すぐ目の前には後ろから覗き込む笑顔の岡田君。

そして、その岡田くんの向こう側…一瞬だけこっちを振り返った先輩と目が合った。

ーードクンと心臓が音を立てた。

「…おはよう、岡田君」

「おはよう、岡田。今年もよろしくー。」

「おう、よろしくな。」

明るい挨拶が交わされる間で、私は全く違うことを考えていた。

すると突然「え……!?嘘でしょ。」と唯ちゃんの驚く声に我にかえる。
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