永遠の愛を(番外編も完結)
「美麻!岡田と付き合ってるって本当なの?」

唯ちゃんの声が辺りに響いた気がした。

思わず周りを気にするふりをして後ろを振り返ってしまった。

私と先輩の距離はもう遠く離れていたけど視線の先には、同じようにこっちを振り返った先輩がいた。

「ちょっと美麻、聞いてる?」

「あ…ごめん。」と慌てて前を向き「…う、ん」と首を縦にした。

唯ちゃんには、いつどんな形で伝えればいいのかずっと考えていた。

あんな始まりだったから余計に。

噂で耳に入る前に伝えられたのは良かったけど…先輩には知られたくなかったとおもう私がいた。

「嘘ーー!」

「ひでぇ。嘘じゃねぇよ。」

そう言って岡田君が笑う。
< 156 / 362 >

この作品をシェア

pagetop