永遠の愛を(番外編も完結)
「勝手に言った事…怒ってる?」
帰り道、自転車を押しながら歩く彼が私の様子を伺うように言った。
「ううん…逆に私からは言えなかったと思うから。」
「そっか…」
始業式の今日の学校は午前で終わり。
『バス停まで一緒に帰ろう』そう言われて、私たちは初めて一緒に下校した。
バス停が見えてくるとベンチに座ってる先客も見えた。
ベンチのすぐ側、座っているその先客にも聞こえる位置まで来て立ち止まった岡田君が突然言った。
「やっぱり気が変わった。まだ一緒にいたいんだけど。」
「…え?」
驚いて岡田君を見ると視界の中に先輩も映っていた。こっちは見ていないけど、確実に聞こえている。聞いている気がした。
「ダメ…じゃないよね?」
あのカラオケの日以来、なりを潜めていたダークな岡田くんが顔を見せた。