永遠の愛を(番外編も完結)
買ってきたお昼を食べながら、自分で自分の置かれた今の現状が不思議で仕方なかった。

食べ終わった今も、どうしていいのか分からない。

何を話していいのかも。

フラフラと彷徨っていた私の視線と、岡田君の視線がぶつかってしまった。

気まずくて私はすぐに逸らしたのに、岡田君からの視線はずっと向けられたまま。

もう目線を合わせない方がいい…そう思ったのに結局再び彼の方を見てしまった。

この空気に限界になり「岡田…く…ん?」と口から出た言葉はわずかに震えた。

彼がソファからゆっくりと立ち上がる。

ジリジリ…と少しずつ敵が間合いを詰めるように近づいてくる。

いくら弱みを握られているとは言え、簡単に家にまで来た事を激しく後悔した。

目の前にもう岡田くんが迫ってきていて私は絨毯の上にそのまま倒されていた。
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