永遠の愛を(番外編も完結)
『ここは男らしく、 今でもお前が好きやねん!って言うといたったらええねん。』

ボケ担当のMCが岡田君の肩に手を置きそう言うと、周りからもそれに賛同する盛り上げる声が上がる。

岡田君は困ったように「いやー、それはもう流石に…」と苦笑いで返していた。

『お前ら、邪魔すんなや。岡田選手が喋られへんやろ!』

その一言で、みんなが岡田君に注目し静かになった。

「…じゃあ今、彼女が観てくれている事を願ってーー」

カメラが、そう呟いた岡田君の真面目な表情をアップでとらえる。

テレビ越しで彼と目が合う事なんてないのに、テレビの向こう側にいる岡田君が一瞬、自分の目の前にいるような錯覚を起こした。

彼は呼吸を整えるように大きく深呼吸した。
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