永遠の愛を(番外編も完結)
たしかに職場の人たちから見た私は、恋愛に一切興味のない面白みのない人種かもしれない。

お酒の席でも、ランチタイムでも女子社員たちがお互いの恋バナで盛り上がる時、私はいつも聞き役に徹している。

だけど今は何か言わないと解放してもらえなさそうな雰囲気で適当に誤魔化そうとしたら、釘を刺された。

「分からない、は無しですからね!」

「じゃあ… どちらも違うは?」

「えーー。それも面白くないですよ。」

「だって、本当にそうだから。」

笑ってごめんねと謝ると、可愛く不貞腐れた彼女の表情が突然固まった。
< 232 / 362 >

この作品をシェア

pagetop