永遠の愛を(番外編も完結)
「……大好きだよ。
ってこんな所でいう言葉じゃないよな。でも、なんか急に言いたくなった。」

「……私も…大好き。」

言ってからとてつもなく恥ずかしくなった私は、この場の空気を変えるように「あ!そういえば喉乾いたでしょ?お茶とコーヒー買ってきたの。どっちがいい?」と慌てて彼に聞いた。

「も、もし良かったらおにぎりもあるよ。あんまりいい具はもう残ってなかったけど。」

そう言っておにぎりも出すと彼はふっと笑って「ちょうど空腹を感じたところ。」と、おにぎりを受け取ってくれた。
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