永遠の愛を(番外編も完結)
台所に入れなくてどうしようかと悩んでいたら、戻りが遅いと思ったのか祖母が廊下に顔を出した。

「あら、みぃちゃん。戻ってきてたの?」

「う、うん…あの、ね」

言葉に詰まる私に、祖母が優しい笑顔を向ける。

「あの人やっぱり起きなかったのね。みぃちゃんが学校に遅れるといけないから、おばあちゃんと二人で先に食べようね。」

私は小さく頷くと、部屋に入り祖母と二人で朝ごはんを食べて学校に行った。

私が家を出た後の祖母の様子は分からなかったけど、学校にいる間も心配と不安しかなかった。

早く帰らなきゃ。という思いの反面、帰るのが怖い気持ちもあった。

だけど、学校から戻ったその後の祖母はいつも通りで朝のような事は起きなかった。
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