永遠の愛を(番外編も完結)
***

徐々にスピードを上げ流れて行く車窓の風景を眺めていたはずなのに、いつの間にか瞼が落ちていたらしい。

今はどの辺りだろう。

目覚めると丁度外の景色が見えないトンネルの中だった。

時間を確認して思わず声を出しそうになった。

あと数分、目覚めるのが遅かったら乗り過ごすところだった。

慌てて降りる準備をして、席を立つ。

これは連日の結婚式の疲れーーではなく昨夜慶斗さんの家に泊まったからだ。

その上、今朝は出かけるために早く家を出たから完全に寝不足だった。
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