永遠の愛を(番外編も完結)
その日、駅前のホテルに泊まった私は翌日もヨシおばあちゃんの病室に顔を出した。

私を見てホッとしたのか、安堵の表情を浮かべたヨシおばあちゃん。

きっと、昨日色々な話をしたことで私のことを心配してくれていたのだと思う。

病室には昨日は会えなかった慶斗さんのお母さんもいた。

会うのは2回目で、やはり少し緊張はした。

昔から私のことを孫のように可愛いがってくれているヨシおばあちゃんは、私と慶斗さんの付き合いを心から喜んでくれているけれど、彼のお母さんもそうだとは限らない。

だけど、そんな私の心配は杞憂に終わった。

帰り際、病院の出口まで見送ってくれた慶斗さんのお母さん、もとい、佳子《けいこ》さんが言ってくれた。

「美麻ちゃんに会うのは確かに2回目だけど、昔から母や息子から話だけは聞いていたの。だから今回やっと会うことができて本当に嬉しいわ。それに、息子が好きになった人が私の想像以上に素敵で可愛いらしい人で本当に安心したのよ。これからも慶斗の事、宜しくお願いしますね。」と。

頭まで下げられしまった。
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