永遠の愛を(番外編も完結)
まさかここで…この人に会ってしまうとは。とても意外だった。

彼はクラスの女子も、ううん……それだけじゃなく学校中の女子たちが毎日のように黄色い歓声を上げて騒ぐ我が校の王子、生徒会長の “ 川並 慶斗《かわなみけいと》” だったから。

学校で一番仲のいい友達の唯ちゃんもこの生徒会長に夢中な1人。

今日は購買でミルクティーを買う彼の後ろに並んだのだと嬉しそうに話してくれた。

私は他の女子たちのように彼に特別な感情は持っていなかったけど、イケメンは決して嫌いではない。

見る分にはカッコいいと普通に思ってはいた。

唯ちゃんは、彼のクラスのカリキュラムまで把握していた。

だから選択授業などの移動教室や体育などの前後の休み時間には、必ずと言っていいほど彼を探す旅に出る。

「川並先輩いた?」
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