永遠の愛を(番外編も完結)

テレビは点いてなかった。

ヨシおばあちゃんも、さっきまではいたけど電話がかかってきて今、リビングにいるのは私たち二人。

静かな部屋の中、聞こえるのは二人の息づかいとノートの上を走るペンの音。

緊張してるのがバレませんように…。

スラスラとスムーズに動かせていた手が、タイミング悪くピタリと止まった。

ヤバい…この問題、苦手なやつだ。

しばらく考えてみたけど、どうしても思い出せなくて横に置いたカバンから数学の教科書を探していると

「どこが分からないの?教えようか?」

と後ろから覗かれた。

私のノートを見た先輩がソファから立ち上がり、コタツの斜め向かいに入ってきた。
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