永遠の愛を(番外編も完結)
「いえ、大丈夫です…」

ノートを見られたくなくて自分の方に引き寄せながらそう言ったのに、私の気持ちなんて何も知らない先輩は

「遠慮すんなって…美味かった晩飯のお礼だから。」

笑顔でそう言って自分の方に引き戻した。

どうしても唯ちゃんの顔がチラついてしまう。

だけど先輩には、そんなこと言えないし…親切心で言ってくれる先輩にそれ以上抗うことはできなかった。

これって唯ちゃんにバレたらどう思われるんだろう。

何かの形で後になってバレるよりも、正直に話したほうがいいのだろうか…

色々考えたけど、やっぱり答えは出なかった。
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