永遠の愛を(番外編も完結)
迷わずすぐ出ると聞こえてきたのは、焦った様子の先輩の声だった。

『もしもし、今どこにいるんだ?』

早く帰るといったのに、結局遅くなってしまって心配をかけてしまったことを申し訳なく思った。

「すみません!今、まだ自宅です」

『はぁ…なら良かった。』

大きく息を吐き、安堵した先輩の声。

「本当にごめんなさい。早く戻るって伝えてたのに。今からすぐに…」

『いや、俺が行くまで待ってて。』

「え、でも…」

『昨日の話、覚えてるだろ?』

「…はい」

『だったら、言うこと聞けるよな。』

「はい…」
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