車椅子バスケ~希望の架け橋~(翼ver.に変更)
「はいはい。ちょっと待っててね」
クスクスと笑いながら千花は、
ご飯をよそいに行ってしまった。
その間にも美堂と口喧嘩をしていると
意外な人物が俺に声をかけてきた。
「翼……?」
「高橋……!?」
お互いに驚いてしまった。
会うのは、久しぶりだが
気まずい……。
まだ高橋には、ちゃんと謝れていないし
俺からきっかけを作らないと
「こんなところで会うなんて奇遇じゃん?
部活帰り?」
俺から話しかけた。
「えっ……?あぁ、そう。
新1年生の歓迎会も兼ねて……」
歓迎会か……。
「へぇ~そうなんだ?
そういえば、お前……キャプテンに
なったんだってな?おめでとう。
すげぇーじゃん」
ニカッと笑ってみせた。