車椅子バスケ~希望の架け橋~(翼ver.に変更)
「うん。でもプレッシャーがハンパなくてさ
もう毎日大変なんだよ」
「おいおい。キャプテンがそれで
大丈夫なのかよ?しっかりしろよ~」
俺がそうツッコむと
高橋は、ホッとしたのか笑顔になっていた。
アイツなりに悩んでいたと思う。
俺は、自分の事でいっぱいだったけど
「翼は……今、車椅子バスケを始めたんだってな?」
えっ?
あ、そうか千花に聞いたのか。
「そう。マジそうなんだよ!
今度の土日に東京総合体育館で
関東カップ車椅子バスケボール大会があるんだ。
俺も『東京フェニックス』のレギュラーとして
出場するから、お前も良かったら見に来いよ?」
「あぁ、絶対に行くよ!」
すると高橋を呼ぶ声が聞こえた。
「あ、じゃあ。またな。翼
また学校でな」
「おーまたな」
笑顔で別れた。